1965年発売
オリエンタル・ウッディ
この香りの調香師は、当時ゲランの専属調香師であり、ゲラン家最後のマスター・パフューマーであったジャン=ポール・ゲラン。彼は50年代半ばから、祖父のジャック・ゲラン(シャリマーやミツコなどの名作を生み出した)を手伝っていた。ジャン=ポールは2002年に正式に調香師を引退したが、2010年までゲランの他の調香師のアドバイザーを務めた。
トップ:オレンジ、バジル、ベルガモット、ブラジリアンレッドウッド、レモン、ライム、タンジェリン ハート:カーネーション、サンダルウッド、パチョリ、シナモン、ジャスミン、シダー、ローズ ベース:ラブダナム、レザー、アンバー、ベンゾイン、オークモス、バニラ
とてもジューシーでフルーティーなオープニングは、夏の果物のカボチャのようで、甘く、ほんのりレモンシャーボットのような香りがする。柑橘系のキャンディーのような感じ。柑橘系の香りは全く自然なものではないが、安っぽい自然なものでもない。バニラとサンダルウッドを加え、優しいウッディなセダーがバックボーンになっている。香りが乾いてくると、優しいローズが加わり、オープニングから甘いバニラの要素が残り、全体的に甘く明るいレモンバニラの香りに、柔らかなローズと優しいクリーミーなウッドが加わります。
香りの持続時間は10時間程度で、力強い香りが持続する。
季節的には、この香水は暑い日差しが照りつける日を除けば、どの季節にも合うと思います。オケージョンとしては、ナイトアウトやセミカジュアルなフォーマルな香りとして、とてもよく合うと思います。上品だが遊び心のある香りで、超真面目ではないが、幼くもない。
60年代半ばに作られた香りなのに、まったく古臭くなく、私の鼻にはまだモダンな感じがする。
これは5/5満点のクラシックだ。素晴らしい香りと素晴らしいパフォーマンス。
Love it. Reminds me of my childhood due to the floral with rose and carnation being my mothers favourite flowers.
Floral but not too feminine, really nice easy going, non-offensive scent.