とてつもないフレグランス、本物の黒い獣。これまでで最も過大評価され、過小評価されているフレグランス。仕事を成し遂げるという点で言えば、これ以上のものはない。もちろん、この香りは「上品」などとは思われないが、とてもパワフルだと言ったら信じてほしい。5つ星ではないが、それに近い。
これは奇妙な香水で、ELDOからリリースされるべきだったかもしれません。素晴らしい甘いバラと胡椒のオープニングは、すぐにクローブ、塩気、さらには魚のような、奇妙なムスキーなスカンクに道を譲りますが、まだバラの香りが漂っています。まるでムール貝の缶詰の塩水をバラの木にかけたような感じです。それがひどいと思えるなら、それはその通りですが、Secretions Magnifiquesほどひどくはありません。ここには価値があります。私はまだ着用して20分しか経っていないので(自宅で)、今は判断を保留します... 確かに興味深く、非常に安価なので、もしこれが無駄なものであっても大したことではありません。そうですね、いや、これはSecretions Magnifiquesよりも元気な香りがしますが、そうなのか、決められません。クローブ、フラックス、エレミのノートの間の何らかの相互作用だと思います。これは判断が難しい香水で、ある日は嫌い、別の日は夢中になります。私にとってのドライダウンはハードコアなサンダルウッドです。全体的に、ほとんどGuerlainのAbsolus D'Orientのように合成的な香りがします。
洋ナシと水っぽいローズが、ピンクペッパーの爽やかな香りに包まれている。
徐々に金属的なタンニンが、わずかにゴムのような香りとともに現れる。かなり直線的で、徐々に強さが弱まるほど発展しない。
シンセティックな香り(これは表現であって批判ではない)で、香りの広がりと持続性は大きく、香りは断固として控えめだ。これが直線的であることと相まって、私にとってこの香りが「大好きな香り」であることを妨げている。あまりにしつこく、しつこく顔を出してくるので、少しうんざりしてくる。それでも、メインストリームから比較的遠く離れた、勇敢で珍しいデザイナーの香りだ。
残念なことに、悪名高い広告キャンペーンのイメージとは裏腹に、ケネス・アンガーの『スコーピオ・ライジング』に出てくるような、筋肉質なレザーをまとったセクシーな女性にはなれない。